砂糖細工の王国

本・映画・音楽の感想 プラス 雑記帳

隠し部屋を査察して (エリック・マコーマック)

2009.07.05 (Sun)

タイトルとカバーのあらすじに興味を惹かれて買いました。


゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜


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7月7日、日曜日の朝。
カナダのある町に突然、
幅100メートル、深さ30メートルの
溝が出現、
時速1600キロで西に向かいだした。

触れるものすべてを
消滅させながら…。


世界じゅうを混乱に陥れる
怪現象「刈り跡」、
不可解な死の真相を
迷宮に追う警部
「窓辺のエックハート」、
想像力の罪を犯し
幽閉された人々をめぐる
表題作など、
奇想きらめく20の物語を収録。



゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜



感想をひと言で言うなら、

なんだか

よくわからない!


です。

不条理というか摩訶不思議というか、
なんとも薄気味の悪いお話ばかりが収録されています。

こういうの、幻想文学というのでしょうか?
いや、違うかも??

ただ、気味が悪いお話けど病的な印象は無くて、
なんだか明るい。

そこが不思議な魅力になっている本でした。

たまにはこういう本を読んでみるのもいいかなぁ?


だけど、
合う合わないが激しく出る作家だろうなーと思います。
一般受けは絶対しないと思う。

読んだけど、私もこれが
面白いのか面白くないのかよくわからないです。



   



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恋と計算 (クリスティーナ・フォン・ディットフルト)

2008.11.24 (Mon)

図書館で見つけた本です。

まったく別の本を探していたときに目について、
なんとなく手に取った一冊。

外国の人が書いた恋愛エッセイ本かぁ…
と思ってパラパラ見てみると、
なぜか舞台が日本でした。


゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜





女は
本音で生きるのが一番!

ウィーン貴族のレディが
女性に提案する
「 恋と結婚 」
の合理的かつ
ハートフルな考え方。


゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜



著者のクリスティーナ・フォン・ディットフルトさんは
オーストリアで1,000年以上続く由緒正しい家柄の貴族。
そのクリスティーナさんが理想の伴侶である
イギリス人ショーンさんと出会ったのは古都金沢


「 自他共に結婚の可能性について
あきらめていたところ、
金沢での思いがけない出会いから一年、
私は五〇歳で結婚したのです。 」



生まれた国がまったく違うお二人が出会ったのが、
ヨーロッパではなくなぜか日本というところに
俄然興味が湧いて読み進んだところ、

これがすごくおもしろい!

自分にとって幸せな結婚相手を見つけるためには、
結婚前にちゃんとこういうところをチェックしておくべきです。


というハウツー(?)だけでなく、
ご自分の恋愛遍歴オーストリアの結婚事情
(法律とか結婚生活についての意識とか)などにも触れられていて
とてもおもしろかったです。
(この本は1995年刊なので、現在とは事情が変わっている
ところもあるかと思いますが…。)

恋愛の話だけでなく、
日本で仕事をしていて感じたこと、
ヨーロッパと日本の感覚や文化の違いにとまどったこと、
日本での仕事の苦労話なども書かれていて、
その部分もすっごくおもしろかったです。

ちなみに、クリスティーナさんが
結婚相手を選ぶ時の絶対条件
に挙げているものが以下の3つです。

1.二人の目的が一致していること。
2.おたがいのバックグラウンドが共通していること
3.異性としての魅力を感じていること


本を読んでいると、「 なるほど! 」と頷くことしきり。

彼女に言わせると、

「 結婚とは、
何かをあきらめることでもなく、
一方的に
尽くすことでもありません。 」


なのだそうです。

ご自分の恋愛や経験を重ねて書かれているので、
巷に溢れている恋愛ハウツー本とひと味もふた味も
違った本になっています。

お薦め!


結婚することについて、

"Don't rush!"(あせらないで)

"Don't compromise"(妥協しないで)


というメッセージがこめられた本です。


この方、他に2冊本を出されているのですが、
その本もぜひ読んでみたいと思いました。


ところで、
翻訳者名「 後藤久美子 」となっていたので、

え? 

あのゴクミが翻訳したの??


と思ったけど、
同姓同名の別人でした。(^_^;)



    



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ねこのパンヤ (おかだ なおこ)

2008.10.04 (Sat)

ああーっっ!!

なんて可愛いんだーっっっ!!!



゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜





リラックマ、たれぱんだの
サンエックス絵本。

リラックマ、たれぱんだ等で人気の、
サンエックスが贈る新作絵本!


ぼくの名前はパンヤ。
焼きたてパンの
こんがり色をしたねこなんだ。

師匠ベーグルさんに
まかせられたパン屋さんで、
パン職人のお仕事がんばってるよ!



゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜



可愛らしすぎますよっっ!!

本屋さんで見かけて、
あまりのかわいさに手に取りました。
(*´Д`)ハァハァ

買おうかどうか迷っていたのですが、
パラパラめくっていると、
私の大好きだったサンエックスキャラクター

ルゥとスゥがっっっ!!!


ねこのパンヤ ルゥとスゥ

■ 花屋のふたごの姉妹 ルゥとスゥ ■



※このBlogの中のルゥとスゥの記事はこちら
http://sugar123.blog50.fc2.com/blog-entry-53.html


この絵本の作者の方は、
ルゥスゥのキャラデザをした方と
同じ人だったのですね。

そういえば、目のあたりが似ています。

物語にルゥスゥが出ていたので、

買い決定!!


とにかく、買ってよかったです。
絵もお話もすごく可愛い!


ねこのパンヤ みんなでお茶会

■ クルマリの森のみんなでお茶会 ■



クルマリの森に住む動物たちの物語です。

主人公のパンヤはパン屋さん。


ねこのパンヤ パン屋のメニュー

■ パンヤのお店のメニュー ■

みんなおいしそうなんですよ!



幼なじみのクロワノハナ
花屋のふたごのルゥスゥ
ハチミツ園のロップさんなど、
みんな可愛くて個性的。

キャラもの好きの人、
要チェックですよ!(*^ー゚)b


以下はSan-X公式サイト内のキャラクター紹介ページです。

ねこのパンヤ紹介ページ
http://www.san-x.co.jp/newcha/2008/new297.html

ルゥ&スゥの紹介ページ
http://www.san-x.co.jp/newcha/2006/new209.html
San-Xルゥ&スゥの紹介ページ
ルゥスゥのキャラクター商品、今でも販売しているのかな?
最近全然見かけないから、
このキャラクター自体廃番になったと思っていました。




   



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AURA 〜 魔竜院光牙最後の闘い 〜 (田中ロミオ)

2008.09.20 (Sat)

『 人類は衰退しました 』がおもしろかったので、
同じ作者の本だから…とこちらも読んでみました。


゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜






◆ あらすじ ◆

ウェルカム、妄想戦士!?

その日、宿題を忘れた俺は、
夜半に忍び込んだ学校で
彼女と出会った。

教室に向かう階段の踊り場。
冷たい月の光のスポットライトを浴び、
闇を見据えている少女。

美しい――。

そこには、
人を惹き付けるオーラを放つ
青の魔女がいた。

……いや待て、冗談じゃない。
妄想はやめた。

俺は
高校デビューに成功したんだ!

そのはずだったのに、
この妄想女はッ!!

「 情報体の干渉は、
プロテクトを持たない
現象界人には
防ぐことはできない 」

「 何いってんだかわかんねーよ 」

実はだいたい理解できていた。

田中ロミオ、
学園ラブコメに挑む――!?



゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜



ファンタジーものと思って読み始めたので、
学園モノだったので少々面食らいましたが
それなりに面白かったです。

展開は王道を行くような学園青春ものです。

『 人類は衰退しました 』とは
文体も作風もガラッと変えています。

器用な人なんだなぁと思いました。


学校という小さな世界の中で
他者との関わり方に悩む思春期の少年少女たちを、
かなり突飛なキャラ設定で読ませてくれました。

クラスの中の力関係を
貴族平民という例えで表しているところが、
なんだか切実でした。

ただ、ちょっとストーリーが
割れているような気がします。

最初、別の展開を想定して書いていたけれど、
途中で気が変わって変えたのかしら?
みたいな印象。

あとがき
元ネタが別にあって、それを膨らませて書きました
…という記述があったので、そのせいかもしれません。

とは言え、それは些細な違和感です。
気にならない人は気にならないと思います。

すごくお薦め!とは言えないけど、
及第点って感じ?



   


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セイロン亭の謎 (平岩弓枝)

2008.06.20 (Fri)

平岩弓枝『 セイロン亭の謎 』を読みました。

神戸が舞台のファッショナブルなミステリー
タイトルどおり茶葉が深く関係してきます。


゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜





神戸で古くから紅茶輸入業を営むかたわら、
紅茶専門喫茶「セイロン亭」を経営する
高見沢家の女社長隆子が何者かに殺され、
跡を継いだ長男清一郎も危うく毒殺されかかった。

隆子が殺される前日、
清一郎に送られてきた手紙には
こう記されていた―。

「あなたはセイロン亭の秘密を知っているか」

清一郎の学生時代の友人で
ルポライターの矢部は、
事件の真相解明に乗りだすが、
高見沢家の複雑な人間関係の前に
謎は深まるばかりであった。

会心のミステリーロマン。



゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜



神戸・北野の一角に建つ豪奢な洋館。
館の主は代々神戸で茶葉輸入業を営できた一族で、紅茶専門店やフレンチレストランの経営もしているお金持ち。
一人息子は妾腹の子で、義母(女社長)に強硬に縁談を進められているが、実は使用人の娘と恋仲で板挟みになっている。
そうこうしているうちに女社長が殺されて、借金のある親戚も絡んできて、半世紀以上前の一族の因縁話も出て来て…と、筋立て、展開はまさに2時間ミステリードラマの王道!!といった感じです。

もしかしたら、本当に2時間ドラマ化されているかも?

時間があるときにサラッと読むのにいい小説です。
小一時間くらいで読めました。

平岩弓枝と言えば、読んだことは無いけど『 御宿かわせみ 』が有名なので時代小説の印象が強かったのですが、こういうタイプのお話も書いていたのですね。
なんだか道具立てが山村美沙っぽいなーと思いました。


発表が今から15年も前(「小説中公」 1993年1月号〜11月号連載)なので、登場人物が電話をかけるのにいちいち公衆電話に走ったり、「 イタ飯 」とか「 マヌカン 」という言葉が出てきたりして時代を感じさられました。

登場人物の言葉づかいが15年前の小説と考えても、ちょっとクラシックな印象ですが、古くさいわけじゃなくて、丁寧上品でいい感じです。


上 ↑ に貼り付けた amazon の画像は文庫版ですが、私は古本屋さんでハードカバーを方を買いました。
カバーイラスト 下 ↓ のような絵でした。
(ハードカバーの方の画像は amazon NO IMAGE になっていたのです。)


『セイロン亭の謎』 (平岩弓枝) 中央公論社 1994年刊

『セイロン亭の謎』 (平岩弓枝) カバー絵

物語のイメージにすごく合っているイラストだと思います。



『セイロン亭の謎』 (平岩弓枝) カバーを外したところ

カバーを外したら洋館を見下ろしたイラストがあります。



この表紙絵を描いた方(蓬田やすひろ)は、時代小説の挿画をよく描かれているそうです。


   




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その他たくさん。
でも、最近あんまり読んでいません。(昔が読みすぎだったのかも?)

■ すきな作家 ■
ジャンル関係無くいろいろ読みますが、作家買いするほど好きな小説家は残念ながら今のところいません。

最近は小説よりも自己啓発書やスピリチュアル系の本ばかり読んでいるような気がします。

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