2008.05.05 (Mon)
発売と同時(2006年9月)に買ったのに、読まずに放置していた京極夏彦の『 邪魅の雫 』を先日ようやく読み終えました。
゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜
「殺してやろう」
「死のうかな」
「殺したよ」
「殺されて仕舞ました」
「俺は人殺しなんだ」
「死んだのか」
「-----自首してください」
「死ねばお終いなのだ」
「ひとごろしは報いを受けねばならない」
***
昭和二十八年夏。
江戸川、大磯、平塚と
連鎖するかのように毒殺事件が続々と。
警察も手を拱く中、
ついにあの男が登場する!
「邪なことをすると-----死ぬよ」
゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜
京極堂シリーズは既刊全部読んでいますが、『 絡新婦の理 』が面白くなくて読むのが苦しくなって、『 塗仏の宴 』を読んだ時に、
もう、このシリーズを買うのはやめよう
と思っていました。
だって、すごくつまらなかったから。
だけど、初めて京極堂を読んだ時の興奮よ、もう一度!
という感じで、『 陰摩羅鬼の瑕 』も、この『 邪魅の雫 』もやっぱり買ってしまいました。
感想は…。
『 塗仏の宴 』や『 陰摩羅鬼の瑕 』よりは面白かったかな?
という程度です。
読み終えてから、「 どうして? 」とか「 これでいいの? 」とかいろいろ思う作品でした。
また『 姑獲鳥の夏 』や『 狂骨の夢 』、『 鉄鼠の檻 』みたいな作品が読みたいな。
蘊蓄満載でラストで登場人物と一緒に憑きもの落としをされる爽快感を味わえるような作品が…。
このシリーズの中では『 狂骨の夢 』と『 鉄鼠の檻 』が一番好きです。
『 魍魎の匣 』、漫画化されていたのですね。
知らなかった。
読んでみたいな。
↓
以下はネタバレです。
゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜
なんていうか、
すごい理不尽!!
なお話でした。
殺人なんてもともと理不尽なものでしょうが、それにしたって、
なにー?!
その動機!!
しかも、犯人は直接手を汚していないので刑法上は裁けないのです。
そして、犯人は自分が仕向けておいたくせに
「私は一度たりとも殺してくれなんて云ったことはありません」
って言うんだもんなぁ。
殺された人たち、気の毒すぎる…。
犯人というのは榎木津の昔の恋人・神崎宏美なのですが、この人、そんなに榎木津が好きだったのなら、どうして復員しているかどうか探さなかったのかな?
有名なお金持ちのお坊ちゃまなんだから、消息を調べようと思ったら調べられたと思うのですよ。
お互いお金持ち同士なんだから、噂でも聞かないかな?
出征するときに榎木津が京極堂に預けた宏美の写真を、復員後もなぜか返せと言わなかったところから二人は別れていた(?)ようなのですが、宏美の方は未練たらたらみたいなのにね。
男に負けないように働いて、仕事が忙しかったから?
そんな馬鹿な…。
なんていうか、ものすごい傍迷惑な女だわ。

「殺してやろう」
「死のうかな」
「殺したよ」
「殺されて仕舞ました」
「俺は人殺しなんだ」
「死んだのか」
「-----自首してください」
「死ねばお終いなのだ」
「ひとごろしは報いを受けねばならない」
***
昭和二十八年夏。
江戸川、大磯、平塚と
連鎖するかのように毒殺事件が続々と。
警察も手を拱く中、
ついにあの男が登場する!
「邪なことをすると-----死ぬよ」
゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜
京極堂シリーズは既刊全部読んでいますが、『 絡新婦の理 』が面白くなくて読むのが苦しくなって、『 塗仏の宴 』を読んだ時に、
もう、このシリーズを買うのはやめよう
と思っていました。
だって、すごくつまらなかったから。
だけど、初めて京極堂を読んだ時の興奮よ、もう一度!
という感じで、『 陰摩羅鬼の瑕 』も、この『 邪魅の雫 』もやっぱり買ってしまいました。
感想は…。
『 塗仏の宴 』や『 陰摩羅鬼の瑕 』よりは面白かったかな?
という程度です。
読み終えてから、「 どうして? 」とか「 これでいいの? 」とかいろいろ思う作品でした。
また『 姑獲鳥の夏 』や『 狂骨の夢 』、『 鉄鼠の檻 』みたいな作品が読みたいな。
蘊蓄満載でラストで登場人物と一緒に憑きもの落としをされる爽快感を味わえるような作品が…。
このシリーズの中では『 狂骨の夢 』と『 鉄鼠の檻 』が一番好きです。
知らなかった。
読んでみたいな。
↓
以下はネタバレです。
゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜
なんていうか、
すごい理不尽!!
なお話でした。
殺人なんてもともと理不尽なものでしょうが、それにしたって、
なにー?!
その動機!!
しかも、犯人は直接手を汚していないので刑法上は裁けないのです。
そして、犯人は自分が仕向けておいたくせに
「私は一度たりとも殺してくれなんて云ったことはありません」
って言うんだもんなぁ。
殺された人たち、気の毒すぎる…。
犯人というのは榎木津の昔の恋人・神崎宏美なのですが、この人、そんなに榎木津が好きだったのなら、どうして復員しているかどうか探さなかったのかな?
有名なお金持ちのお坊ちゃまなんだから、消息を調べようと思ったら調べられたと思うのですよ。
お互いお金持ち同士なんだから、噂でも聞かないかな?
出征するときに榎木津が京極堂に預けた宏美の写真を、復員後もなぜか返せと言わなかったところから二人は別れていた(?)ようなのですが、宏美の方は未練たらたらみたいなのにね。
男に負けないように働いて、仕事が忙しかったから?
そんな馬鹿な…。
なんていうか、ものすごい傍迷惑な女だわ。
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脇役のほうが大活躍:邪魅の雫
邪魅の雫 (講談社ノベルス)作者: 京極 夏彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/09/27メディア: 新書 Q.なぜ、エントリの投稿間隔が開いてしまったのでしょう? A.レンガ本を読んでいたからです。 その分厚さでも有名な京極夏彦の京極堂シリーズ。 今回も、読みごたえ
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