2009.10.03 (Sat)
萩尾望都の猫マンガです。
猫のレオくんが小学校に通ったり、
お見合いしたり、
漫画家のアシスタントに行ったり…
という猫の擬人化漫画です。
゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜
レオくんは2歳の雄猫。
お隣に住む人間の男の子タツルくんが
小学校に通うことになったら、
自分も行ってみたくなって、
ついにランドセルしょって
念願の小学校入学!
さらには、
映画スターをめざしたり、
婚活をしたり…。
猫だけど、猫だって、
猫だから楽し〜い、
レオくんの毎日です。
< 収録作品 >
・レオくんの小学一年生
・お外に出して
・レオくんのお見合い
・ヤマトちゃんのお見合い
・レオくんのアシスタント
・レオくんのグルメ日記
・レオくんの映画スター
・マルちゃんのスキヤキ
・レオの写真日記だよ
゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜
amazonのレビューで評価が分かれていて、
だから余計に読んでみたかったのですが、
感想は……、
うーん………、
微妙?!
かわいいことはかわいいんだけど…。
読んでいて痛々しくなってしまいます。
レオくんは本当に
けなげに一生懸命がんばるんだけど、
猫だからやることが空回り。
それが微笑ましいんだけど笑えないのです。
読んでいて胸が痛くなる感じ。
なんていうか、
萩尾望都の漫画の中では
かなり異質な作品だと思います。
萩尾望都ファンなら
読んでみてもいいかも?だけど、
ファンじゃない人が
普通の猫マンガだと思って読んだら
「 なに? これ?? 」
と思ってしまうと思います。
以下、ネタバレです。
特に第一話の「 レオくんの小学一年生 」が
すごく痛々しかったです。
お隣の人間の男の子タツルくんから
学校給食のプリンのお話を聞いて
自分も人間の小学校に通いたくなったレオくん。
レオくんは食いしん坊なのです。
校長先生のお願いして入学を許可されたレオくんは、
ママ(飼い主)の手作りのランドセルを背負って
意気揚々と通うのですが…。
なにせ猫だから、
「 授業中はちゃんとイスに座りましょう 」
「 あくびをしてはいけません 」
「 おしっぽをパタンパタンさせちゃいけません 」
「 お庭でオシッコしちゃいけません 」
何をやっても先生から、
「 ダメ 」、
「 いけません 」
「 間違っている 」
と言われてしまいます。
もちろん、先生も別に
意地悪で言っている訳ではないのです。
だけど、授業で、
「 黄色のお花のおはじきを
3つ並べてね。 」
「 ぼくね、お花好き。
いっぱいあるとキレイなの。 」
「 黄色のお花は3つですよ。
先生の言ったとおりにしてくださいね。 」
◆◆◆
「 青いお魚のおはじきを
4つ並べてね。
レオくん、
それは赤いお魚ね。 」
「 えっ?!
でも、でも、
キンギョは赤いお魚だから。 」
「 レオくん、
まちがえちゃいけません。 」
きれいだからお花をいっぱい並べたかったレオくん。
青いお魚ではなく、
赤い金魚のおはじきを並べたかったレオくん。
自分が「 きれい 」で「 好き 」だと思ってやったことを
ことごとく「 間違っている 」と否定されてしまう姿が
可哀想で可哀想で。
お庭でオシッコをして(だって猫だもん)叱られたあと、
先生から
「 よい子は休み時間にトイレに行って、
ちゃんとお手々を洗ってキレイにしてくるのよ。 」
と言われ、土で汚れた自分の手を
「 キレイにしなきゃ! 」と、
一生懸命舐めてきれいにして(だって猫だもん)、
さらに毛づくろいしていると、
またしても先生に
「 レオくん。
教室でおしりをなめては
いけません。 」
と注意されてしまいます。
そして、クラスメイトからもバカにされてしまうのです。
こんな風に、
やることなすこと全否定されてしまうレオくん。
自分では良かれと思ってやっている行動が
周囲からは理解されず奇異に映ってしまう…。
作者はこれを「 ギャグ漫画 」と思って描いているでしょうか?
私には全然笑えません。
教室でじっと座っていられずボール遊びしたり、
机の上に乗ってみたり、
隣のクラスの体育の授業に勝手に参加て
自分のクラスの授業に遅刻したり…。
読みながら、
実はこの漫画は猫の姿を借りて
AD/HD(注意欠陥・多動性障害)の子供の苦悩を
描こうとしているのかしら?
と深読みしてしまったくらいです。
「 おうちに帰りたい 」と思いながらも
給食の時間を心の支えにして、
辛い授業をどうにか耐えたレオくんを待っていたのは
(だって、食いしん坊のレオくんは、
給食で出るというプリンが食べたくて
小学校に通いたいと思ったのですから)、
「 今日は給食はない日なのよ 」
「 水曜と土曜は給食ないよ 」
というオチ。
えーっっっ!!!
疲労困憊して帰宅したレオくんでしたが、
ママが用意してくれていたおやつのプリンで
嫌なこと、悲しかったことすべてを忘れて元気を回復。
めでたし、めでたし。
こういうテイストのお話ばかりが収録されています。
最後に救いはあるけど、
全体的にレオくんの努力が
まったく報われないお話ばかりです。
元気があるときに読むのはいいけど、
ヘコんでいるときに読んだらさらにヘコみそうな漫画です。
巻末の「 レオくんの写真日記 」は、
萩尾望都の飼い猫の写真に台詞を付けたもの。
飼い主が自分の愛猫を
読者にお披露目したかっただけのような漫画(?)です。
雑誌掲載時はカラーだったのかもしれないけど、
コミックス掲載ではモノクロ写真です。
モノクロで見たら地味だし内容が無いし、
私、萩尾望都ファンだけど
このページはいらない!と思ってしまった。
それでも、私は萩尾望都のファンだから
2巻が出たらきっと読んじゃうんだろうけど。
…っていうか、次巻、あるのかしら??

猫のレオくんが小学校に通ったり、
お見合いしたり、
漫画家のアシスタントに行ったり…
という猫の擬人化漫画です。
レオくんは2歳の雄猫。
お隣に住む人間の男の子タツルくんが
小学校に通うことになったら、
自分も行ってみたくなって、
ついにランドセルしょって
念願の小学校入学!
さらには、
映画スターをめざしたり、
婚活をしたり…。
猫だけど、猫だって、
猫だから楽し〜い、
レオくんの毎日です。
< 収録作品 >
・レオくんの小学一年生
・お外に出して
・レオくんのお見合い
・ヤマトちゃんのお見合い
・レオくんのアシスタント
・レオくんのグルメ日記
・レオくんの映画スター
・マルちゃんのスキヤキ
・レオの写真日記だよ
゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜
amazonのレビューで評価が分かれていて、
だから余計に読んでみたかったのですが、
感想は……、
うーん………、
微妙?!
かわいいことはかわいいんだけど…。
読んでいて痛々しくなってしまいます。
レオくんは本当に
けなげに一生懸命がんばるんだけど、
猫だからやることが空回り。
それが微笑ましいんだけど笑えないのです。
読んでいて胸が痛くなる感じ。
なんていうか、
萩尾望都の漫画の中では
かなり異質な作品だと思います。
萩尾望都ファンなら
読んでみてもいいかも?だけど、
ファンじゃない人が
普通の猫マンガだと思って読んだら
「 なに? これ?? 」
と思ってしまうと思います。
以下、ネタバレです。
特に第一話の「 レオくんの小学一年生 」が
すごく痛々しかったです。
お隣の人間の男の子タツルくんから
学校給食のプリンのお話を聞いて
自分も人間の小学校に通いたくなったレオくん。
レオくんは食いしん坊なのです。
校長先生のお願いして入学を許可されたレオくんは、
ママ(飼い主)の手作りのランドセルを背負って
意気揚々と通うのですが…。
なにせ猫だから、
「 あくびをしてはいけません 」
「 おしっぽをパタンパタンさせちゃいけません 」
「 お庭でオシッコしちゃいけません 」
何をやっても先生から、
「 ダメ 」、
「 いけません 」
「 間違っている 」
と言われてしまいます。
もちろん、先生も別に
意地悪で言っている訳ではないのです。
だけど、授業で、
3つ並べてね。 」
「 ぼくね、お花好き。
いっぱいあるとキレイなの。 」
「 黄色のお花は3つですよ。
先生の言ったとおりにしてくださいね。 」
◆◆◆
「 青いお魚のおはじきを
4つ並べてね。
レオくん、
それは赤いお魚ね。 」
「 えっ?!
でも、でも、
キンギョは赤いお魚だから。 」
「 レオくん、
まちがえちゃいけません。 」
きれいだからお花をいっぱい並べたかったレオくん。
青いお魚ではなく、
赤い金魚のおはじきを並べたかったレオくん。
自分が「 きれい 」で「 好き 」だと思ってやったことを
ことごとく「 間違っている 」と否定されてしまう姿が
可哀想で可哀想で。
お庭でオシッコをして(だって猫だもん)叱られたあと、
先生から
ちゃんとお手々を洗ってキレイにしてくるのよ。 」
と言われ、土で汚れた自分の手を
「 キレイにしなきゃ! 」と、
一生懸命舐めてきれいにして(だって猫だもん)、
さらに毛づくろいしていると、
またしても先生に
教室でおしりをなめては
いけません。 」
と注意されてしまいます。
そして、クラスメイトからもバカにされてしまうのです。
こんな風に、
やることなすこと全否定されてしまうレオくん。
自分では良かれと思ってやっている行動が
周囲からは理解されず奇異に映ってしまう…。
作者はこれを「 ギャグ漫画 」と思って描いているでしょうか?
私には全然笑えません。
教室でじっと座っていられずボール遊びしたり、
机の上に乗ってみたり、
隣のクラスの体育の授業に勝手に参加て
自分のクラスの授業に遅刻したり…。
読みながら、
実はこの漫画は猫の姿を借りて
AD/HD(注意欠陥・多動性障害)の子供の苦悩を
描こうとしているのかしら?
と深読みしてしまったくらいです。
「 おうちに帰りたい 」と思いながらも
給食の時間を心の支えにして、
辛い授業をどうにか耐えたレオくんを待っていたのは
(だって、食いしん坊のレオくんは、
給食で出るというプリンが食べたくて
小学校に通いたいと思ったのですから)、
「 水曜と土曜は給食ないよ 」
というオチ。
えーっっっ!!!
疲労困憊して帰宅したレオくんでしたが、
ママが用意してくれていたおやつのプリンで
嫌なこと、悲しかったことすべてを忘れて元気を回復。
めでたし、めでたし。
こういうテイストのお話ばかりが収録されています。
最後に救いはあるけど、
全体的にレオくんの努力が
まったく報われないお話ばかりです。
元気があるときに読むのはいいけど、
ヘコんでいるときに読んだらさらにヘコみそうな漫画です。
巻末の「 レオくんの写真日記 」は、
萩尾望都の飼い猫の写真に台詞を付けたもの。
飼い主が自分の愛猫を
読者にお披露目したかっただけのような漫画(?)です。
雑誌掲載時はカラーだったのかもしれないけど、
コミックス掲載ではモノクロ写真です。
モノクロで見たら地味だし内容が無いし、
私、萩尾望都ファンだけど
このページはいらない!と思ってしまった。
それでも、私は萩尾望都のファンだから
2巻が出たらきっと読んじゃうんだろうけど。
…っていうか、次巻、あるのかしら??
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